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近大通信司書

2014-10-18から1日間の記事一覧

図書館サービス概論02

閲覧サービスについて、他のサービスとの関連とともに説明してください。 閲覧とは、館内での読書や調べもの、さらに視聴覚資料の鑑賞やインターネット利用等を含むものであり、閲覧サービスとは利用者がそれらの資料や情報に確実にアクセスすることを保障す…

図書館サービス概論04

複写サービスについて、他のサービスとの関連とともに説明してください。 複写サービスとは、資料提供サービスの一環として、利用者の求めに応じて図書館が所蔵する資料の一部を複製し、その複製物を提供するサービスである。 複写サービスの意義として、次…

図書館サービス概論06

レファレンスサービスについて、他のサービスとの関連とともに説明してください。 図書館サービスには、資料提供サービスと情報(提供)サービスがある。前者には、閲覧・貸出サービス等があり、レファレンスサービスは後者に位置づけられる。 レファレンス…

図書館サービス概論08

課題解決支援サービスについて、他のサービスとの関連とともに説明してください。 課題解決支援サービスとは、図書館が地域住民の生活や仕事に役立つ情報を積極的に提供することによって、サービスの幅を広げ、より一層地域住民に必要とされる図書館をめざす…

図書館サービス概論10

ヤングアダルトサービスについて、他のサービスとの関連とともに説明してください。 ヤングアダルトサービスとは、対象別サービスのひとつであり、児童と成人の中間にあたる概ね12歳から18歳くらいの思春期にある青少年を対象とする。 ヤングアダルト(…

図書館サービス概論12

(※この問題が出題され、合格できました。) 障害者サービスとは何か、その意義とともに説明してください。 (1)障害者サービスの意義 障害者とは、視覚・聴覚障害等の身体障害者のみならず、知的障害者やその他「何らかの理由で図書館サービスを利用するの…

図書館サービス概論14

図書館における相互利用について、その意義とともに説明してください。 相互利用とは、図書館間の連携・協力体制のひとつであり、利用者の求める資料・情報を自館が所蔵していない場合に他館から調達して提供するサービスである。限られた情報資源の有効利用…

図書館サービス概論16

図書館サービスにおいて著作権をどのように考慮すべきかについて説明してください。 (1)著作権制度の意義 著作権とは、著作者が自己の著作物を排他的に支配する財産的な権利である。 著作権法は、著作者の利益を守るためのものであるが、一方、文化の発展…

図書館サービス概論18

図書館における利用教育について、その意義とともに説明してください。 (1)利用教育の意義 図書館における利用教育とは、利用者が図書館サービスの利用方法を知ることや情報探索能力を身につけるようにすることである。 その意義は、次のように整理できる…

図書館サービス概論20

図書館の環境整備について、その意義とともに説明してください。 図書館における環境整備は、利用者にとっては、快適な利用、また図書館にとっても効率的な図書館サービスの運営に欠かせないものである。 つまり、利用者およびサービス対象者全体への準備的…

児童サービス論02

子どもの読書の意義を(できれば体験を交えて)述べてください。 「子どもの読書」とは、一般的な読書、つまり「書かれた文字を自分の目で追っていく」という行為に加えて、誰かに読んでもらい内容を理解する「耳からの読書」をも含むものである。文字の習得…

児童サービス論04

児童図書館員の役割と役割を果たすための要件を述べてください。 (1)児童図書館員の役割 第一に、読む喜びや読書の楽しみを知ってもらうために子どもと本を結びつける活動をすることである。それには自身もサービスを担う大事な要素の一つであることを自覚…

児童サービス論06

子どもの本の分類と排架について述べてください。 (1)分類 分類とは、蔵書を体系化することで検索可能にし、本の所在の有無や位置を把握して効率よく活用するための作業である。 児童書の場合、まず①絵本、②主題図書、③児童文学、④その他特殊資料(紙芝居…

児童サービス論08

フロアワークとはどのような活動か、子どもにどのような働きかけをするのか述べてください。 はじめにフロアワークの活動内容について説明する。 フロアワークとは、カウンターワークに対して用いられる言葉である。カウンターワークは、貸出・返却・利用案…

児童サービス論10

ストーリーテリングと読み聞かせを比較してください。 ストーリーテリングとは、子どもと向かい合って(対面して)おはなしや物語を語る行為であり、読み聞かせとは、声に出して本(絵本等)を読んであげる行為である。 両者の共通点は次のとおりである。 ど…

児童サービス論12

(※この問題が出題され、合格できました。) 子どものレファンスについて例をあげて詳しく述べてください。 子どものレファレンスとは、子どもが図書館に持ち込む「調べものの相談」についてアドバイスを与えることである。 はじめに子どもの調べものの内容…

児童サービス論14

乳幼児サービスについて述べ、どのような働きかけがあるか述べてください。 (1)乳幼児サービスとは 「乳幼児」とは、乳児と幼児を合わせた言い方で、おおむね0~6歳児のことであるが、図書館での乳幼児サービスといった場合、0~3歳児を対象にしてい…

児童サービス論16

子どもと本をつなぐ方法にはどのような方法があるか、それぞれを簡単に説明してください。 子どもと本をつなぐ方法には様々なものがあり、大きく分類すれば次のように整理できる。 (1)直接働きかける大事な活動 ストーリーテリング・読み聞かせ・ブックト…

児童サービス論18

学校図書館と公共図書館の違いについて述べてください。 公共図書館は「図書館法」に基づいて設置され、学校図書館は「学校図書館法」に基づいて設置されるものであり、両者は根拠となる法律が異なる。 学校図書館の目的は第2条において、「教育課程の展開…

児童サービス論20

ヤングアダルトの特徴から、ヤングアダルトサービスの必要性を説いてください。 はじめにヤングアダルトの特徴について述べる。 ヤングアダルト(=YA)とは、おおむね12歳から18歳の思春期にあたる青少年のことをいう。児童とも成人とも異なる「独特の時期…