kindaitsushinshisho

近大通信司書

情報資源組織論03

(※この問題が出題され、合格できました。)

図書館における検索の種類を2つ挙げ、それぞれの内容を説明してください。

 

図書館における検索の種類は、既知資料検索と未知資料検索がある。

はじめに既知資料検索について説明する。

求める資料が既知であり、特定されている場合の検索である。

例えば、特定の資料が図書館に所蔵されているかどうかを確認する目的で行われる検索である。

この場合のアクセス・ポイントは「タイトル」「著者」「出版社」「出版年」である。

次に未知資料検索について説明する。

求める資料が未知であり、特定されていない場合の検索である。

さらに、この検索は2つに分けられる。

ひとつは、ある特定の著者のなんらかの資料(著作)を検索する場合である。

例えば、興味のわいた著者による別の作品を読んでみたいという目的で行われる検索である。著者に関しては既知であるが、求める資料は未知である。

この場合のアクセス・ポイントは「著者」である。

もうひとつは、「主題検索」をする場合である。

例えば、特定の何らかの内容に関する未知の資料を求めて検索し、検索結果の中からニーズに合ったものを選択するという目的で行われる検索である。

この場合のアクセス・ポイントは「主題(資料の中心的な内容)」である。