図書館情報資源概論02
パッケージ系情報資源とネットワーク系情報資源について、具体的な資料名を示し、その違いについて説明してください。
(1)パッケージ系情報資源
a)具体的な資料名
・図書資料
・逐次刊行物(雑誌・新聞・年鑑など)
・その他の伝統的な資料(地図や楽譜・点字資料・視聴覚資料・マイクロ資料など)
・パッケージ系電子資料(CD-ROM・電子辞書など)
b)ネットワーク系情報資源との違い
①有形である。
②永続性があり寿命が長い、そのため比較的信頼性が高い。
③タイムラグがある。
④物理的な排架を必要とする。
⑤貸出により占有される。
⑥組織化の方法が確立されている。
(2)ネットワーク系情報資源
a)具体的な資料名
・オンライン系電子資料(電子書籍・電子ジャーナル・デジタル雑誌など従来の図書や雑誌に相当するもの)
・ウェブ情報
・放送番組、音楽配信、動画配信
・メール、ブログ、ツイッター
b)パッケージ系情報資源との違い
①無形である。
②変化が激しく寿命が短い、そのため信頼性が低い場合もある。
③即時性がある。
④物理的な排架を必要としない。
⑤いつでもアクセス可能である。
⑥組織化の方法が未整備である。